看板犬の効果が増している理由

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看板犬の効果が増している理由

2016-02-26

dogs61
あなたが今お店を経営していて、「なにか目玉になるようなものが欲しいなぁ」と思っているなら、看板犬を飼ってみるのはいかがでしょうか?

看板犬とは、まるでお店の看板のようにお店の顔となり、お客さんを呼び寄せてくれる犬のことです。
「犬でお客を呼べたら苦労しないよ!」と思うかもしれませんが、意外と看板犬の力はあなどれないものなんですよ。

例えば、東京都小金井市にある鈴木たばこ店の「しばちゃん」。残念ながらもう閉店してしまいましたが、呼び鈴を鳴らすと自分で窓を開けて接客をしてくれる姿が海外でも人気を集め、観光スポットの1つになりました。日本のテレビでも紹介され、国内外問わず、たくさんのお客さんを集めました。

また筋湯温泉 九重悠々亭のエンジェルくんは、楽天トラベルの「看板犬ランキング」で堂々の1位に輝きました。CMやドラマ・旅番組にも出演し、宿の宣伝部長として全国の犬好きのお客さんを呼び寄せています。

 他にもたくさんの看板犬が活躍しており、昔よりも看板犬の集客力は上がっているといわれています。インターネットでも「看板犬」と検索するだけで、たくさんのお店がヒットします。

どうして今、看板犬の力が増しているのでしょうか?

昔よりも犬に寛容な社会になりつつあることもありますが、なんといっても「社会の国際化」が理由でしょう。

一般人の「魅力的な看板犬がいる」という1つのツイートが写真付きであっという間に世界中に拡散し、昔よりも簡単に、そしてより多くの人にお店の存在を知ってもらいやすくなりました。また、世界的な交通網の発達により、世界中の人が看板犬のもとを訪れることができるようになっているのです。

さきほどご紹介した「しばちゃん」も、お客さんがツイッターやインスタグラムにアップした写真をきっかけに世界中で有名になり、外国人観光客の観光目的地の1つになりました。

日本全国はもちろん、ましてや外国にまで自分のお店を宣伝しようと思ったら、ものすごい金額の広告費が必要です。しかし看板犬を飼ってツイッターにアップするだけで、無料で世界中の人にお店の宣伝ができ、国内外からのお客さんを呼べるかもしれません。

もちろんペット不可の貸店舗もありますし、衛生面での問題もあります。看板犬に向いていない性格の犬もいます。しかし、看板犬の情報発信力・広告宣伝力は今や侮れません。あなたもお店の目玉として、また宣伝部長として、看板犬を飼ってみてはいかがでしょうか。


執筆:flower


ペットに関するトラブル予防法務やペットのための信託などを専門に活動。保護施設から譲ってもらった5才になる雑種犬を飼っています。


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