緊急事態。愛犬と避難できますか?
2016-03-03
あなたは自分が住んでいる地域で愛犬と一緒に避難できる場所を把握していますか?
当たり前ですが人が第一優先でペットは入れないところが多いです。
犬を飼っている人からみれば酷い!と思うかもしれませんが、犬が嫌いな人もいますし、犬アレルギーの人もいますので、現実はまだまだペットが入れない所が多いのが実情です。
また、咬傷事故や感染症、衛生状態など様々なリスクがありますので人に迷惑をかけないように、普通の避難所とは別で単独になる可能性が多いにあります。
愛犬が一緒だからと車で避難生活する人もいますし、保護施設に愛犬を預ける人もいます。
それは車がある、保護施設に運よく預けられた方々で全員がそうとは行きません。
しかし、自然災害はいつ起こるかわかりません。
人用には、帰宅用や車内脱出用、さらに細かく女性用や子ども用などの緊急避難バッグや非常食など沢山の商品が出ています。
数日かかるかもしれませんが人には食料や衣類など物資が準備されます。
ですが、愛犬に必要な物は人と同じタイミングで来るでしょうか?
愛犬用の避難バッグを用意しよう
愛犬用の避難バッグは用意していますか?
何種類か出ていますが、高価ですし本当に愛犬に必要な物は飼い主さんが用意してあげるのが一番です。
愛犬を守れるのは飼い主さんですから、避難カバンに最低限必要と思われるこれらの物を入れて置くようにしましょう。
・タオル(ケガをした時や濡れた時など様々な用途があります)
・トイレシーツ
・皿
・リード(お散歩用は緊急時に持ち出せるとは限らないので予備に入れておくと安心です)
・非常食
(犬用の非常食もありますが、普段の餌の缶詰などを買って置くだけで充分期限はあります。切れそうになったら新しいのを補充して今までのはご飯としてあげて入れ替えるなど)
愛犬の大きさや場所によって準備するものは変わってくると思います。
近くに同伴で避難できる場所があるなら少しでも毛の飛散を抑えるために洋服を一枚入れておくのもいいと思います。
愛犬が迷子にならないようにしよう
そして一番大切なのは迷子にさせない事です。ケガや事故の元にもなります。
迷子札は付けていますか?
愛犬の容姿を適切に人に伝えられますか?写真などありますか?
人を攻撃するクセはありませんか?
愛犬も飼い主さんと離れたら不安でしょうがないと思います。
普段の生活では鑑札やチップはとても大切ですが、時と場合によってはそれ以上に愛犬の迷子札にQRコードが付いていたり、情報が普通の人でも簡単に読み取れる物が有効的に働きますので、いざという時の為に迷子対策もしっかりとしておいてください。
日本は、世界でも有数の災害大国です。
地震、津波、噴火、台風、洪水、土砂崩れなど、毎年毎年様々な天災が起きていますので、自分は大丈夫と思わないように、愛犬の為にも災害対策をしてあげてくださいね。