トイプードルを飼ってみたいけど、性格・飼い方は?
2016-03-26
近年、人気犬種ランキングで不動の1位を誇るトイプードル。
新しい家族として迎え入れたいと考える人も多いのではないでしょうか。
ぬいぐるみのような愛らしいルックスですが、ほかにもたくさんの魅力があるのですが、トイプードルっていったいどんな犬なのでしょう?
トイプードルとは?
トイプードルの歴史
かなり古くからヨーロッパ大陸にいたようで原産地の特定は難しいとされています。しかしフランスで人気があったことから「フレンチプードル」とも呼ばれ、フランス原産と記載されていることも多いです。水辺の猟を得意としていた犬種が祖先といわれていて、水周りの鳥猟やそれらを回収する作業犬でした。
トイプードルの種類
・スタンダード(体高45~60cm)
・ミディアム(体高35~45cm)
・ミニチュア(体高28~35cm)
・トイ(体高24~28cm)
ジャパンケネルクラブ(JKC)で正式に登録されているのは上記の4種類です。
タイニープードル、ティーカッププードルはJKC非公認となっています。
トイプードルの毛色
・ホワイト
・ブラック
・シルバー
・ブラウン
・ブルー
・グレー
・シルバーグレー
・クリーム
・カフェオレ
・レッド
・アプリコット
・ベージュ
・シャンパン
JKC公認は単色全13色です。ほかに2色以上の毛色が混じったトイプードルもいます。
トイプードルの性格
毛色によって性格にちがいがあるとされていますが、基本的には明るくて活動的です。そして非常に頭のいい犬種です。IQは全犬種のなかでもボーダーコリーに続く第2位。頭がいい反面、神経質でデリケートなところもあります。
トイプードルのしつけでの注意点
トイプードルは非常に頭がよく、覚えもたいへん早いです。子犬のころからしっかりとしつけをすれば素晴らしい能力を発揮します。しかし学習能力が高いがゆえ間違ったことを覚えてしまったり、解ったうえでのわがままを通そうとしたりします。あなたがしっかりとリーダーシップをとることが求められます。
また溺愛しすぎると、依存心が強くなりすぎて分離不安症になりやすい犬種です。ひとりになることで不安になり、さまざまな問題行動を起こすことになります。そうならないためにも子犬のころからしっかりと自立できるように、メリハリのある態度で接することを心がけましょう。
トイプードルの被毛の手入れ
トイプードルはくるくるとカールした被毛が特徴です。毛量が多いので放っておくとダンゴ状の毛玉ができてしまいます。ブラッシングはこまめにしてあげましょう。
犬の被毛にはシングルコートとダブルコートといわれるものがあります。簡単に説明すると被毛が一重なのがシングルで、二重になっているのがダブルです。ダブルコートは換毛期に大量に毛が抜けかわるのに比べて、シングルコートはそれがありません。それゆえシングルコートの犬種は寒いのが苦手とされています。冬場など体温調節に気をつけてあげましょう。
かわいらしさが目立つトイプードルですが、意外な一面もあることがわかります。しっかりとしつけができればこの上なく素晴らしい犬種です。トイプードルの特徴をしっかりと理解して家族に迎え入れてあげてくださいね。
執筆:amou
犬との暮らしから、ドッグトレーニングを学び、犬の魅力にもどっぷりとハマっています。初級レベルのトレーナーライセンスを取得。トイプードル、ラブラドールと暮らしています。