あなたの愛犬の歩き方は正常ですか?

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あなたが愛犬と散歩をするとき、愛犬の歩く姿を意識していますか?

あなたが気付かないところで愛犬がこれらの歩き方をしているかもしれませんので確認してみてはどうでしょうか?

どれか1本の足を庇いながら歩く。
足を上げたまま地面に降ろさない。
足を引きずりながら歩く。

など、もしあなたの愛犬にこのような症状が見られたら、それって実は今後大きな問題になるかもしれません。

犬は4本の足で均等に体重を支えながら歩いています。

しかし、1本でも、体重を支えられない足があると、均等に負担するはずの体重を支えられず、足を引きずる状態になります。このような状態を「跛行(はこう)」といいます。

愛犬がこのような行動をとる原因はなんだかわかりますか?

愛犬が跛行するようになる原因には、単純な「爪の問題」から、重篤な「脱臼」「骨折」まで幅広く原因が考えられます。 歩き方がおかしいだけでも様々な原因があるので、注意深く観察してもわからない事がほとんどです。

愛犬が跛行をしていた場合必ず病院へ受診しなければならないの?

けっしてそんなことはありません。
簡単な原因の場合は慌てて病院へ受診する必要のないケースもあります。

たとえば、「爪の問題」です。爪の問題の場合は足の裏(肉球)部分を確認しましょう。 足の先にガムや飴などがこびりついている場合はその部分を舐めていることが多く、毛が唾液で濡れています。そのような場合は無理に取ると痛いので、周りの毛からカットして取ってあげましょう。

もし、見栄えが気になるならトリミングに行きましょう。

また、木のトゲや伸びてしまった爪が折れ、足の裏に刺さり、怪我をしている可能性もありますので、足の裏に傷がある場合は以下の対応を取りましょう。

まず、血がすぐに止まり元気で食欲がある場合には様子を見ても大丈夫です。
逆に血が止まらない、元気・食欲がない、最初は元気だったけど、だんだん元気が無くなってきた場合などは、至急病院にて処置を受けましょう。

出血がある場合には、できるなら綺麗なガーゼや綺麗な包帯などをまいて止血した状態で病院へ連れて行くのがベストですが、怪我をしている場合は気性が荒くなっている場合があるので、できる範囲で構いません。

また、爪が伸びているだけで怪我等がない場合でも、爪が伸びすぎていて歩き辛いという事もあります。その場合、血管も一緒に伸びているので、ご家庭で爪を切るのが難しい場合は、病院で正常に歩行できる長さまで爪を切ってもらうのが懸命です。

必ず受診しなければならない場合はどのような場合?

それは「脱臼」や「骨折」の場合です。

脱臼や骨折をしている場合は痛みが酷いので患部を触ると大声で鳴く事があります。
明らかに異常があるとはっきりしている場合(足を地面に降ろさない場合は脱臼や骨折の可能性が高いです。)は患部には不用意に触れないようにしましょう。

できれば、病院に受診するまでに飼い主であるあなたは、以下の点を観察して獣医師の質問に答えられるようにしておきましょう。

観察する内容は…

4本の足のうちどの足に異常があるのか
いつから庇うようになったのか
出血があるか
腫れていないか
熱っぽくないか
痛みはあるか
等の確認をし、獣医の先生に報告できるようにしましょう。

また病院では普通に歩くケースも見られるため、異常がある歩き方の動画を撮るなどして診察の役に立てて下さい。

犬は人間の生活に合わせて様々な大きさや形に品種を改良してきた歴史があるため、猫にくらべ骨の異常が多くみられます。

先天性の異常だけでなく、成犬に成長したり体重が重くなると、自分の体重を支えられなくなることで足に負担がかかります。そうなることで発症する症状などもあり、犬種によってなりやすい病気等も違います。

あなたの飼っている犬が最適に生活できる、そんな環境を提供できるのはあなただけなのですから、次の散歩の際には、あなたの愛犬の歩く姿を意識してみてみてくださいね。


執筆:Zoin


動物看護師・愛玩動物飼養管理士1級・ホリスティックケアの資格を保有。現在、柴犬二匹との生活を楽しみながら、ライターとして活動中

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