犬貯金ペット保険を考えませんか?

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犬貯金ペット保険を考えませんか?

2016-02-27

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あなたは犬貯金やペット保険など、愛犬の万が一に備えていますか?

この10年で犬の平均寿命は延び、治療費も高額になりつつあります。また、ペットブームの波にのって犬を飼う人が増えたことで咬傷事件などの犬トラブルも増え、飼い主の法的責任も増しています。

ただでさえ犬の飼育はお金がかかるもの。エサ代・おやつ代・病院代・・・などに加えて高額な治療費や賠償金が必要になった場合、支払いは大変です。

そんな飼い主の悩みと不安に答えて、最近注目されているのが「ペット保険」です。

ペット保険ってどうなの?

ペット保険は、私たち人間用の保険と同様に、毎月いくらかを支払っていれば万が一の病気やトラブルの際に高額の保険金を受け取ることができる仕組みのことです。

大手保険会社も続々とペット保険に参入しており、値段もプランも多種多様で、飼い主の希望に合わせて選ぶことができるようになってきました。

ペット保険は基本掛け捨てです。

しかし、ペット保険は基本掛け捨てです。

ですから、「自分で犬貯金したほうがお得じゃない?」という方も多いのではないでしょうか。正直なところ、貯金で間に合うのであればわざわざ掛け捨てる必要はありませんからね。

犬貯金かそれともペット保険か、多くの飼い主が悩むこの点を簡単にまとめてみました。

犬貯金のメリット

月2000円ずつ犬貯金をした場合、犬が17歳のときには40万8000円の貯金になります。犬が病気やトラブルを起こさなかった場合、この40万8000円はすべてあなたの貯金として残ります。

犬貯金のデメリット

 犬の治療費は全額自己負担なので、40万8000円では不十分なことが多いです。生涯で100万円以上の治療費が必要になる犬も少なくありません。足らない分は他から補うしかなく、家計が圧迫されるでしょう。

 また犬がトラブルを起こした場合、その賠償額は通常高額になるので注意と覚悟が必要です。咬傷事件で人を死亡させた場合に、1000万円以上の賠償金支払い命令が下った裁判例もあります。

 本当に大きな病気やトラブルが発生したときに、犬貯金では対応しきれません。

ペット保険のメリット

 なんといっても安心できます。また大病やトラブルの場合だけでなく普段の通院代も補償してくれるプランもあり、犬の体調によっては逆にお得になる場合もあります。

ペット保険のデメリット

ペット保険に17年間加入した場合、プランなどにもよりますが、約50万円前後かかります。

犬が病気やトラブルを起こさなかった場合、この約50万円はすべて掛け捨てたものになり、あなたには1円も残りません。また免責事項に引っかかった場合、治療費・賠償費は自腹で支払わなくてはならない上、約50万円は1円も戻ってきません。

いかがでしょうか?ペット保険も犬貯金もそれぞれメリット・デメリットがあり、一概にどちらがいいとはいえません。飼い主がしっかりと検討して選び、デメリットを補う対策をとることが大切だと思います。

ちなみに、私は犬貯金を選んでいます。飼い犬が人間の力でコントロールできる大きさであること、比較的健康なこと、凶暴な性格ではないことから、掛け捨てという保険のデメリットを避けました。

しかし絶対にノーリードにはせず、ハーネスやリードも半年に1度買い替えて不意の事故を防ぐなど、トラブルを防ぐ工夫もしています。

また予防接種やフィラリアの予防薬など必要なことは全部行い、月1回獣医師に健康診断をしてもらって病気の早期発見に努めています。

大病やトラブルは、どんなに注意していても起こるときには起こってしまうものです。犬貯金やペット保険で、万が一に備えておきましょう。


執筆:flower


ペットに関するトラブル予防法務やペットのための信託などを専門に活動。保護施設から譲ってもらった5才になる雑種犬を飼っています。


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