犬を室内で飼う時に注意した方がいい事とは?
2016-02-06
最近、外で犬を飼っている人を見かけなくなってきたと思いませんか?
たぶん、昔と違い、犬は番犬というよりもペット・家族という見方が強まったためだと思います。
ですので、今回は、犬を室内で飼う時の注意点についてご説明いたします。
室内で犬を飼う際に、一番気を付けなければならないことは?
室内で犬を飼う際に、一番気を付けなければならないことは、トイレの場所です。
最初にトイレトレーニングを間違った方法で教えてしまうと、なかなかトイレを決まった場所でしなくなってしまいます。
ですので、まずトイレトレーニングを先に教えることを意識しましょう。
犬のおもちゃの扱いは?
次に、犬のおもちゃの扱いですが、
おそらくあなたが現在犬を飼っているとしたら、部屋の中に常に犬のおもちゃが転がっている状態だと思います。
それは、犬がおもちゃで遊んでいると静かだから転がしているのでしょう。
ですが、これは絶対にしてはいけません。
あなたにとっておもちゃは、しつけをする際のご褒美で、犬にとっておもちゃは、あなたと遊んでいるときにしか与えてもらえない特別なものという認識でなければいけません。
そうしないと、犬にとっておもちゃはいつでも手に入るもので、わがままを言えばあなたがボール遊びをしてくれる、ただの道具としか認識しません。
そしてもう1つの注意点は…
そしてもう1つの注意点としては、犬主導の生活になってはいけないということです。
ごはんの時間になったら犬から催促をしてきて、あげる。犬がひざに乗って甘えてきたら撫でてあげる。
それを繰り返すことにより、犬からしたら自分が主人。あなたは都合の良い奴隷のような位置づけになってしまいます。
よくテレビや本で、犬と人との主従関係をしっかり保ちましょうと書いておりますが、それはこのことです。
もし直したいのであれば、犬が大人しいときにごはんを与える、犬がひざに乗ってきたら一度ひざからおろし、何か命令(お座り、お手等)をして、出来たら褒めたあとにご褒美としてひざに乗せてあげる。
そうするだけで、犬主導ではなくあなた主導になります。
最後にあなたにお伝えしておきたいのは…
最後にあなたにお伝えしておきたいのは、犬に壊されたくないものは、犬の届かない位置に閉まっておきましょう。
もし、大事なものを壊されて、犬を叱ることはお門違いです。それはあなたがしっかり片づけないから悪いのです。
また、タンス等、噛まれたくないものがある場合は、お酢を水で100倍程に割り、スプレーで噛んでほしくない箇所に吹きかけましょう。
そうすることで、犬は噛んだら変な味がし、後味も気持ち悪いためやめるようになるはずです。
室内で飼う場合は、人も犬もなるべくストレスフリーに暮らすことがお互いの関係を良好に保つ秘訣だと思います。
執筆:rose13
ドッグトレーナーの専門学校卒業後、ドッグトレーナーとしての就業。 ボーダーコリー2匹、サモエド2匹と、賑やかな生活をしています。