愛犬と快適ドライブするためには?
2016-03-03
あなたは、愛犬と車で出かけた事はありますか?
最近は高速道路のサービスエリアにドッグランが付いていたり、犬用の食事が販売されていたりと楽しく快適に愛犬を連れて旅行にいけるようになってきましたので、いろんな所へ愛犬と一緒に行ってみてはどうでしょうか?
でも、愛犬の車移動にちょっと問題が…
と言う方もいるかもしれませんので、愛犬と快適なドライブするためのポイントを紹介します。
車でのお出かけ前に
愛犬の居場所の確保はできていますか?
クレートやケージに入れるのか、後部座席に置くのか車や移動人数で変わってきますが、運転の妨げにならないか第一に考えてください。
車内で自由にさせるにしても前の席には来ないような工夫が必要です。ドライブボックスや犬用のシートベルト、前と後ろの座席を隔てる柵などもありますのであなたと愛犬にベストな物を選んでください。
車内は清潔ですか?
食べ物やタバコ、きつい芳香剤など車内は色んな臭いがします。犬は嗅覚が優れていて臭いに敏感なので不快感を与えてしまう可能性がありますので注意しましょう。
車に慣れていますか?
車に恐怖心がある場合は無理をせず徐々に慣らしていきましょう。車を走らせなくてもいいので乗るだけから始めて、少しずつ時間や距離を伸ばしていきます。
車移動を極端に嫌う犬もいます。病院やトリミングなどその犬にとって嫌な場所に行く時にだけ車移動しているなど記憶がそうさせている場合もあります。たまには車で公園やドッグランなどに出かけて楽しいところへ行く体験もさせてあげましょう。
車酔いしませんか?
全く平気な犬もいれば酔い易い犬もいます。落ち着かなくなったり、ヨダレが出てきたら車酔いの可能性があります。その際は車を止めて休憩しましょう。愛犬を外の風に当ててあげるのも効果的です。(車内から飛び出さないように注意してください)
病院では犬用の酔い止めもありますので、酷いようなら相談してみてください。
食事やトイレは済ませておきましょう
直前や車中での食事は車酔いの原因になりますし、吐いてしまう可能性もありますので出発する2~3時間前に食事を済ませて軽く運動しトイレも済ませましょう。
車でのお出かけ中
ドアロックを忘れずに
運転中に開けてしまわないように、パワーウインドウなど少しの力でスイッチを押せるものはロックをかけておきましょう。
適度な休憩と空気の入れ替えをしましょう
ただ黙って乗っているだけでは退屈してしまいますので、適度に休憩し空気の入れ替えをしましょう。その際に犬が車から飛び出さないように注意してください。お散歩できそうな場所なら水分補給しながら少し歩いて気分転換しましょう。
温度管理は適切に
犬は暑いのが苦手です。人は着るもので調節できますのでぜひ愛犬に合わせて快適に過ごさせてあげましょう。
車内にお留守番させない
急に温度が上がるかもしれませんし、車上荒らしや誘拐など、何があるかわかりません。トイレ休憩などは交代でするなど、長時間愛犬だけが車内に残るような事は無いようにしましょう。
愛犬と目的に到着したら?
愛犬の飛び出しに注意
移動途中でも同じですが、到着した安心感から油断してしまう事があります。愛犬の飛び出しや脱走には注意してください。
具合が大丈夫かチェック
人もそうですが、車で長時間移動すると疲れが溜まります。こまめに休憩や気分転換をしてきても疲れているようなら休ませてあげましょう。
車でドライブできるようになると、愛犬との行動範囲もグッと広がりますので、車を嫌がらないようならぜひ挑戦してみてください。
でも、飼い主さんの安全運転が一番重要な事を忘れないでくださいね。
執筆:miki11
現在、ペットシッター、老犬介護を行っており、愛玩動物救命士・動物看護士・愛犬飼育管理士・ドッグヘルパー・ペットシッター士・老犬介護士の資格を保有。チワワを2匹とお客さんの犬と毎日楽しく仕事しています。