愛犬と飛行機に乗って旅行に行くには?
2016-03-08
遠方へ旅行に行ったり、帰省したりと飛行機を利用する事もあると思います。
そんな時、愛犬をペットホテルへ預けてお留守番の選択もありますが、できれば一緒に連れて行きたいと思うことはないでしょうか?
愛犬も飛行機(貨物室)に乗れますので、機会があれば飛行機旅行も楽しめます。
キャリーケースは硬いプラスチックなど強度のあるもので、丈夫なものでなければいけません。
貸し出しもありますが、数に限りがありますので、持っておいた方が安心ですし、使い慣れているケージやクレートの方が愛犬も安心します。
ショップなどで販売されているクレートに、適合マークが付いていたりしますので、わかりやすいと思います。
2大航空会社のペットサービス
【ANA】「ペットらくのりサービス」
2015/12/1~は事前に予約ができるようになりました。
当日、搭乗できなかったら大変なのでぜひ予約をお勧めします。
愛犬を預ける際には同意書の提出が必要で、運送にあたり死傷についての責任は一切問わないと同意しなければなりません。
注意:6/1~9/30までの夏季期間は「短頭種」は他の犬種に比べて熱中症のリスクが高いため搭乗できません。他の犬種なら大丈夫という保証もありませんので、愛犬の体調、時期や気候などを飼い主さんの方で判断してください。
夏季期間中はケージ・クレートに保冷剤や給水器を取り付けてくれるサービスがありますので、心配なら係員の方にお願いして取り付けてもらいましょう。
【JAL】「ペットとおでかけサービス」
こちらもほとんど内容は一緒ですが、JALの場合はブルドッグとフレンチ・ブルドッグは季節関係なく乗れなくなりました。(2007/7/20~)
同意書の提出も忘れずにしてください。
クレートの貸し出しは数に制限があり、L・XLサイズは事前予約が必要です。
水漏れや破損の心配のない給水ボトルは取り付け可能です。(サービスではなく持ち込みのボトルになります。)
どちらの航空会社も準備が出来たら、同意書の確認や預ける手続きがありますので最低でも30分前までには手荷物受託カウンター(ANA:ペットお預かりカウンター・JAL:ペットとおでかけサービス受付カウンター)へ行って手続きをしてください。
貨物室も客室内と同じ空調になっているとは言え、荷物の入搬出などもあり気温の変化がありますので、特に夏季のお出かけには注意してください。
また、飛行機に乗せる時には犬の面倒を数時間は見ることができませんので、飛行機に乗せる前にこれらに注意させておきましょう。
・クレートの中で過ごす事に慣れさせておきましょう
・貨物室では食事などはできませんので、事前に食事や排泄は済ませておきましょう。
・ケージ・クレートには記名や札を付けて迷子防止をしましょう。
・ケージ・クレートの中にトイレシーツを敷いておきましょう
・ケージ1つにつき愛犬は1匹です。
旅行先では空港にペット可のレンタカーなどもありますので、ぜひ愛犬との旅行を楽しんでください。
執筆:miki11
現在、ペットシッター、老犬介護を行っており、愛玩動物救命士・動物看護士・愛犬飼育管理士・ドッグヘルパー・ペットシッター士・老犬介護士の資格を保有。チワワを2匹とお客さんの犬と毎日楽しく仕事しています。