犬に納豆を与えても大丈夫?納豆が犬に与える影響とは?

fermented-soybeans
納豆は健康によいけれど、ワンちゃんにどのような影響を与えるの?与えてもいいの?と思ったことはありませんか。

様々な情報があり実際にはどうなのかわからない、そんな飼い主さんのために納豆をワンちゃんに与えても大丈夫なのか、納豆が与える影響を調べてみました。是非、今後の愛犬の食餌に参考にしてください。

これで、間違った情報や先入観に左右されることなく、愛犬との健康な生活を送ることができますよ。

納豆の成分

まずは納豆の成分からご紹介しましょう。

そもそも納豆は煮た大豆を納豆菌と混ぜ発酵させてできた食べ物です。大豆は栄養が豊富な食べ物です。その食材を発酵していますので、栄養満点です。

大豆イソフラボン

イソフラボンは女性ホルモンであるエストロゲンと似た性質を持っています。働きとして皮膚の新陳代謝を促進してくれます。

他にも、毛や爪にツヤや張りを与える、コレステロールの増加を抑えるなどの効果や、子宮環境を良くし、受精卵が育ちやすい環境に整えてくれる効果があります。納豆1パック(約50g)に対して大豆イソフラボンが65mg含まれています。

ミネラル

カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、セレンなどのミネラルが豊富に含まれています。骨を丈夫にしてくれるカルシウム、血液の量を増やす鉄、エネルギーの代謝を助けるマグネシウムなど様々な効果を持ったミネラルが含まれています。

食物繊維

食物繊維には胃の調子を整え便秘を予防してくれる不溶性食物繊維と、小腸での糖分の消化速度をゆっくりにしてくれる水溶性食物繊維があります。

納豆にはこの両方の食物繊維が含まれています。肥満の予防や血糖値の上昇を抑える働きがあります。

ナットウキナーゼ

ナットウキナーゼは納豆菌が発酵時に作りだす酵素です。血液に含まれる「フィブリン」を分解してくれます。血液がサラサラになり、血栓を予防してくれる効果があります。

ビタミン

納豆にはミネラルだけでなくビタミンも豊富に含まれています。ビタミンE,ビタミンK,ビタミンB2、葉酸、パントテン酸など様々なビタミンが含まれています。

ビタミンEは抗酸化作用があり、ビタミンKは肝臓で血液を凝固させる物質を作ります。ビタミンB2は糖質や脂質の代謝に関わるビタミンでエネルギーを作ります。さらに、脂質の酸化を防ぐ効果もあるため老化を防止してくれます。

葉酸は核酸(DNA,RNA)の合成・分解やアミノ酸・タンパク質の分解に係わるビタミンです。パントテン酸はコエンザイムAの原料となり、コエンザイムAは糖、脂質、タンパク質の代謝に関わるビタミンです。

ムチン

ムチンは胃の粘膜を保護する作用があります。胃の免疫力を高めたり、胃の調子を整える効果が期待できます。

納豆を犬に食べさせて大丈夫?

たくさんの栄養が豊富な納豆ですが実際にワンちゃんに与えても大丈夫なのでしょうか。
納豆は「食べさせて大丈夫」です。しかし、注意点もいくつかあります。

危険な理由

1、与えすぎると消化器障害を引きおこす

納豆は食物繊維を豊富に含んでいます。便秘を防いでくれますが、過剰摂取すると、腸内にガスが溜まるなどの消化器症状を引き起こす可能性があります。

納豆を与えるときは1日10gを目安に、与えすぎないよう気を付けましょう。

体に合わず下痢嘔吐する可能性もありますので、初めて与える場合は10g以下の少量与え、与えた後は1日2日、便や愛犬の体調を注意深く観察しましょう。
 

2、味付け

納豆に醤油やからしやねぎなどの薬味を加えて食べている方も多いのではないでしょうか。犬に与えるときは納豆に味付けを何もせず与えましょう。

ネギなどの薬味はワンちゃんを飼われている方であれば知らない人はいないと思いますがタマネギ中毒を引き起こします。醤油やからしなども塩分が多く含まれていますので、納豆に加えないよう気を付けましょう。

3、皮膚疾患・口腔内疾患

食べるときに口周りにねばねばが付着しそのまま放置してしまうと、皮膚が炎症する可能性があります。食べた後はこまめに口周りを拭き取りましょう。特に皮膚が弱いワンちゃんはぬるま湯などで軽く洗ってあげましょう。

他にも納豆はやわらかく粘着性がありますので、歯に付着しやすいです。歯に付着したまま放置すると歯石になりやすくなります。

そのため、食後は口をゆすぐか、歯磨きなどしてあげましょう。布などで拭き取るだけでも大丈夫です。

4、大豆アレルギー

一番怖いのが大豆アレルギーです。納豆の原材料は大豆で、アレルギーになるワンちゃんが多い食品です。

与えた後に、嘔吐・下痢、元気がなくなる、身体を痒がったりする症状が出た場合は大豆アレルギーが疑われますので、大豆製品は与えるのを控えましょう。

納豆の犬への与え方

納豆には大豆アレルギーの危険性があり、様々な注意点があります。しかし栄養が豊富な納豆をできたら与えたいという飼い主さんもいるかと思います。

初めて納豆を与える場合は、少量から始めましょう。与えてから1日はワンちゃんの様子を確認しましょう。便の状態や食欲など観察し、問題なければまた少し量を増やし与えるを繰り返しましょう。

少しでも気になる点があれば与えるのをやめましょう。10g以上は与えないようにしましょう。

納豆を与えるときはできれば砕いて与えましょう。砕くことにより、消化・吸収しやすくなります。生でも、加熱処理後どちらでも大丈夫です。

納豆が犬に与える影響とは?

良い効果

便秘解消

食物繊維が豊富に含まれているので、便秘解消が期待できます。

毛づや、皮膚の健康

大豆イソフラボンやたくさんのビタミンが含まれていますので、毛づや、皮膚の健康維持を手助けをしてくれます。

肥満防止

食物繊維の中でも水様性食物繊維が含まれていて、糖の吸収をゆっくりにしてくれます。少しの量で満腹感を出してくれます。

問題点

アレルギー体質のワンちゃんには大豆アレルギーなど出てしまう事があります。他にも薬味などを足してしまった納豆などを与えてしまう、過剰な量を与えてしまうなど注意点があります。

犬に納豆を与えても大丈夫かについてのまとめ

ここでは、納豆をワンちゃんに与えても大丈夫なのか、ワンちゃんの体に与える影響などをご紹介しました。

納豆には大豆イソフラボンやビタミン、ミネラルが豊富に含まれていおり、愛犬にぜひ取り入れたいという飼い主さんも多いのではないでしょうか。納豆を与えるときの注意点や与え方などがありますが、ワンちゃんを良く観察し与えることが重要です。

愛犬との素敵な生活を送るために参考にしてみてはいかがでしょうか。

モバイルバージョンを終了