犬を飼うと生活リズムが整う理由
2016-02-26
突然ですが、今何時ですか?「深夜3時」とかいう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
早寝早起きをし、きちんと3食を食べ、規則正しい生活を送ることは体にも心にもとても大切なことですよね。
優れたスポーツ選手は規則正しい生活を基本に自己管理を行っているといいますし、年収1000万円以上のビジネスマンの7割以上が毎朝きちんと朝食をとるなどの規則正しい生活を送っているそうです(東北大学による調査)。
とはいえ残業が続く日もありますし、深夜アルバイトに励んでいる学生さんも多いでしょう。休みの前日はついつい夜更かししてしまい、休日は昼過ぎまで爆睡・・・なんて人も少なくないと思います。
深夜のネットサーフィンは楽しいですし、休日の二度寝は最高に気持ちいいですもんね。規則正しい生活を送ることはなかなか難しいです。
もしあなたが、「規則正しい生活を送りたいけれど、ひとりではちょっと・・・」と思っているのなら、犬を飼ってみるのはいかがでしょうか?犬がパートナーになって、あなたをサポートしてくれますよ。
犬のサポートその1:朝、起きられるようになる
犬を飼ったら、毎日散歩に連れて行ってあげなければいけません。必ず同じ時間である必要はありませんが、最低でも「午前中に1回、午後に1回」程度にはゆるく時間を決めて連れて行ってあげなければいけません。
面倒だな・・・と思いましたか?
大丈夫です。私も犬を飼う前は面倒に思っていましたが、犬が散歩を楽しんでいるのを見たら「明日もちゃんと起きて散歩をしてあげたい」と思えて、自然と起きられるようになりました。
犬のサポートその2:朝ごはん食べるようになる
3食のうち特に朝ごはんを食べないという人が多いと思いますが、犬のしつけの基本として「犬のごはんは人間が食べ終わった後」というルールがあります。
こうすることで家族内での犬の順位が明確になり、家族に従順な犬に育つのです。そのため朝ごはんを食べる習慣がなくても、飼い主がなにかを口に入れてから犬の朝ごはんにしなければならず、自然と朝になにかを食べる習慣が身に付きます。
また個人的には、犬と朝の散歩を終えるとなぜだかお腹が空いて、自然と朝ごはんを食べたくなります。
犬のサポートその3:早寝するようになる。
明日の朝も散歩に行かなければならないと思うと、自然と早く寝ようと思うものです。
また犬の体内時計は正確で、日の出とともに起き、日が沈むと眠たそうにしています。ベッドでまるまる愛犬を見ると、ゆっくり眠れるようにテレビや電気を消してあげたくなり、そうすると飼い主もやることがなくなって早めに就寝するようになります。
そんな生活を繰り返していくうちに、自然と飼い主のリズムも整い、早寝早起きの週間が身に付きます。
いかがでしたか?
もちろん寝坊したい日も夜更かししたい日もあると思います。そんな日は思う存分二度寝や深夜テレビを楽しんで大丈夫です。厳密に生活リズムを決める必要はなく、むしろ多少の変動があったほうがしつけのために良いといわれています。
一緒に暮らしていく中で、犬はあなたの生活スタイルを学び、それに合わせた生活を送ってくれます。犬を飼えば、きっと規則正しい生活のベストパートナーとしてあなたをサポートし、ときには一緒に二度寝と夜更かしを楽しむ良い相棒になってくれるはずです。
執筆:flower
ペットに関するトラブル予防法務やペットのための信託などを専門に活動。保護施設から譲ってもらった5才になる雑種犬を飼っています。