犬は何歳まで生きるの?犬種ごとの寿命の違い

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犬は何歳まで生きるの?犬種ごとの寿命の違い

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犬と人間の年齢

犬は、産まれてから最初の1年が人間で換算すると20歳です。それ以降は1年ごとに4歳づつ年を取っていきます。犬1歳で人間20歳、犬2歳で人間24歳、犬3歳で人間28歳、と計算することができます。

犬の年齢の計算方法は様々な方法があります。どの方法でも計算はできますが、今回はこの方法が一番簡単ですので、統一してこの方法を使用し計算しています。

一般的な犬の寿命

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20年前と比べて犬を取り巻く環境はかなり変わりました。飼い主の意識が向上し、積極的に動物病院に連れて行ってあげたり、より質の良いペットフードの選択、動物医療がどんどん進み、病気の治療やフィラリア感染症などの予防が進み、犬の長生き繋がっています。

ペット業界も発展し、ドッグラン、ドッグカフェ、移動用のキャリーケース、犬用のコルセットなど様々なものが発売されています。

現在の犬の平均寿命は犬種や大きさなどにより多少違いはありますが、約10歳~15歳ほどで平均すると約13歳と言われています。

小型犬の寿命

チワワ、ミニチュア・ダックスフンド、トイ・プードルなどの小型犬の平均寿命は約13歳~15歳程と言われています。人間に換算すると約68歳~76歳程です。

中型犬の寿命

柴犬、ミニチュア・シュナウザー、ウェルシュ・コーギーなどの中型犬の平均寿命は約12歳~13歳程と言われています。人間に換算すると約64歳~68歳程です。

大型犬の寿命

ドーベルマン、ゴールデン・レトリバー、ラブラドール・レトリバーなどの大型犬の平均寿命は約10歳~11歳程と言われています。人間に換算すると約56歳~60歳程です。

人気犬種の寿命の違い

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ペット保険のアニコム損害保険株式会社で毎年行われている人犬種ランキングを基に2016年の人気犬種順にご紹介します。

トイ・プードル

第1位は7年連続トイ・プードルです。全体に占める割合も23.6%で約4頭に1頭でトイ・プードルが飼育されている計算になります。小型犬の中で一番頭が良いといわれています。愛嬌があり、活発です。

平均寿命は12歳~15歳です。最高年齢は約18歳で、人間に換算すると約88歳です。
 
体重は3kg前後です。活動的ですが、足が細いため骨折に注意です。犬の中で最も抜け毛や皮膚病が少ない犬種です。毛が細く絡みやすいので毎日のブラッシングが必要です。月に1度はトリミングしましょう。

かかりやすい病気として膝蓋骨脱臼、先天性心疾患、水頭症などです。

チワワ

第2位は2015年同様チワワです。昔からの高い人気は衰えず、街で見ない日はないほど人気な犬種です。きわめて忠実な性格ですが、嫉妬深く、勇敢なところがあります。

平均寿命は10歳~18歳です。最高年齢は約19歳で、人間に換算すると約92歳です。

体重は0.5~3kgです。お手入れはブラシでとかす程度で済み、運動量も家の中を歩き回る程度で足りますが、社会化やストレスを軽減させるためにも適度にお散歩に連れていきましょう。

かかりやすい病気として水頭症、膝蓋骨脱臼、気管虚脱などです。

ミックス犬

第3位も2015年同様10kg未満のミックス犬です。様々な種類の犬を掛け合わせて産まれた犬種で、性格も見た目、模様も全頭違います。

かけあわせた種類などにより違いますので、平均寿命は10歳~15歳ほどでしょう。

かかりやすい病気も親犬の遺伝など関係してきますので、親犬の犬種のかかりやすい病気を調べてみましょう。

柴犬

2015年の5位から2016年は第4位にランクアップの柴犬です。日本を代表する犬です。60代のランキングでは第2位に輝いています。

平均寿命は12歳~15歳です。最高年齢は約16歳で、人間に換算すると約80歳です。

体重は7~10kgです。中型犬ですので十分な運動量を必要とします。古くから番犬として飼育されてきましたので、吠えやすい傾向があります。しつけをしっかりしましょう。抜け毛が多いので毎日ブラッシングしましょう。ちなみに柴犬は「タヌキ顔」と「キツネ顔」の2種類いるそうです。

かかりやすい病気として白内障、アレルギー、皮膚炎などです。

ミニチュア・ダックスフンド

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2015年の4位から2016年は第5位にランクダウンのダックスフンドです。一時期のブームは去ったものの、人気は相変わらず高い位置にあります。

平均寿命は14歳~17歳です。最高年齢は約17歳で、人間に換算すると約84歳です。

体重は4.5~4.8kgです。元々、猟犬で活躍していたため、感情が高ぶると大きな声で吠えることがありますが、しっかりしつけをすれば問題ありません。短足胴長でとても活発ですが、腰の負担が大きいので、階段やジャンプなどは極力させないようにしましょう。

かかりやすい病気としては椎間板ヘルニア、てんかん、甲状腺機能低下症です。

ポメラニアン

2015年同様第6位のポメラニアンです。ほわほわの毛質につぶらな瞳で、ファンもとても多く、写真集などもでています。とても素直で活発な性格をしています。

平均寿命は12歳~16歳です。最高年齢は約18歳で、人間に換算すると約88歳です。

体重は1.8~2.3kgです。ほわほわで可愛らしいのが特徴ですが、もつれやすい被毛で毎日ブラッシングをしましょう。毛量が多いため、本来の体型が分かりにくく、見た目よりも痩せていたり、太っていたりするケースがありますので体重管理には注意が必要です。

かかりやすい病気として、骨折、膝蓋骨脱臼、気管虚脱などです。

ヨークシャ・テリア

2015年同様の第7位のヨークシャ・テリアです。別名「ヨーキー」とも呼ばれ、小さな体と小さい瞳で可愛らしい姿とは裏腹にテリアらしく活気と自尊心に溢れています。

平均寿命は13~16歳です。最高年齢は約18歳で、人間に換算すると約88歳です。

体重は3.1kg以内です。被毛は艶やかで細く、伸びるのでトリミングが必要です。とても小さい体ですので台の上から落ちる事で骨折、最悪の場合なくなるケースもあります。日々の生活で思い切りドアを開閉するのはやめたほうがよいでしょう。

かかりやすい病気として膝蓋骨脱臼、気管虚脱、白内障、てんかんなどです。

ミニチュア・シュナウザー

2015年同様の第8位のミニチュア・シュナウザーです。ドラマなどで人気になり、今もその人気は衰えていません。

平均寿命は約12歳~15歳と言われています。最高年齢は約16歳、人間に換算すると約80歳です。

体重は4.5~7kgです。ダブルコートのため抜け毛はかなり少ない方ですが、毛は絡みやすく伸びるため1カ月に1度はトリミングが必要です。

かかりやすい病気として膵炎、尿結石、白内障などです。

犬の寿命を伸ばすには?

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1、ストレスを軽減させてあげる

人間も犬もストレスには弱いです。人と違い言葉にすることができませんので、普段より声をかけコミュニケーションを取りましょう。また毎日ブラッシング等を行うことで腫瘍や怪我、皮膚炎などの病気の早期発見につながります。

他にもあまり環境の変化は与えないようにする、しっかり睡眠をとれるように環境を整えてあげましょう。

2、動物病院にしっかりいく

動物病院に行き毎年健康診断をうけましょう。病気の早期発見にも繋がります。他にも予防できる病気を予防するためにワクチン接種やフィラリアの予防をしっかり行いましょう。

病院が嫌いだと病院に通うことでストレスになり、十分な治療ができなくなってしまいますので、普段より動物病院の獣医師さんともコミュニケーションをとりましょう。

犬の寿命についてのまとめ

このように犬種などにより犬の寿命は差が出てきますが、平均で13歳ほどが犬の寿命です。
ここ数年で飼い主の意識の向上と、獣医療の発展などにより、犬も高齢まで生きるようになっております。

ですが、高齢で長生きする分、免疫や足腰などが弱り病気も増えておりますので、しっかりとした健康管理を行うことが、より長く愛犬との生活を続ける秘訣と言えるでしょう。


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