ドーベルマンを飼う前に知っておきたい、性格や魅力、飼い方のポイント

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ドーベルマンを飼う前に知っておきたい、性格や魅力、飼い方のポイント

2016-09-30

doberman

映画のワンシーンで、敵に追い詰められた先に暗闇の中から光る目、そしてドーベルマンが登場!といった場面をみなさんも見たことがありませんか?

一昔前まではドーベルマンといえば怖い犬の代名詞のようなイメージを持たれていましたが、今では本来のドーベルマンの人懐っこい性格が認知され、犬種としての人気も出てきました。

ここでは、自分もドーベルマンを飼ってみたいけど世話が出来るか?しつけのコツは?といった疑問にお答えすべく、沢山のドーベルマンに関する情報を掲載しています。

飼った後にこんなはずじゃなかった!となってしまわないために、ぜひ最後まで読んで参考にしていただきたいです。これを読めばドーベルマンの事を今以上に深く知り、ドーベルマンとの生活をより充実させることができます。

ドーベルマンの歴史

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ドーベルマンの生い立ち

ドーベルマンは多種多様な犬種を交配して現在の姿の原型が出来上がった犬種です。ジャーマンシェパード、ジャーマンピンシェル、グレイハウンド、ワイマラナーなどが用いられています。

当時はがっしりとした体つきで、そこから現在のスマートで引き締まった体型へと変化しています。最初は主に番犬として飼われ、その訓練性の高さや恐れを知らない自信に満ちた気質が見込まれて軍用犬としても使役するようになりました。

ヨーロッパタイプとアメリカタイプ

そんなドーベルマンがヨーロッパからアメリカへ輸入され、アメリカでは愛玩犬として人気が高まりました。そこからドーベルマンはヨーロッパタイプとアメリカタイプへ分岐していきます。

ヨーロッパタイプは当初のガードドッグとしての気質を残したまま使役訓練性能を高め、身体は武骨で太ましい筋肉質な姿へ。反対にアメリカタイプは愛玩犬向きの人懐っこい性格や飼いやすい比較的小柄な身体へと別れ、2つのタイプは同じ犬種で同じような姿ではあるものの、使役犬、愛玩犬として発展していったのです。

しかし現在では純粋なヨーロッパタイプは年々減少傾向にあり、また、2つのタイプが交わって繁殖されていることもあります。日本では主にアメリカタイプのドーベルマンが繁殖されており、一般家庭で愛玩犬として飼育するのには適しています。

ドーベルマンの概要

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オス 体高68-72cm 体重40-45kg
メス 体高63-68cm 体重32-35kg
頑強で筋肉質、しなやかなラインが特徴的で自信に満ちた確固とした表情をしています。

ドーベルマンの価格

20-40万円

ドーベルマンの飼い方

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ドーベルマンは非常に運動能力が高く活力のある犬種です。運動欲求も並ではありません。あまり運動不足が続くとストレスを溜め込み、警戒心や攻撃的な面が出てきます。
解決策としては通常の散歩に加え、定期的にドッグランで走らせたり自転車の引き運動を取り入れましょう。

被毛は短いので手入れは楽ですが被毛の艶のためにも時々獣毛のブラシで汚れを落とすのがおすすめです。

ドーベルマンの飼育は運動にしっかりと時間をかけることが出来る人に向いています。

ドーベルマンの性格

先述したように性格には二種類のタイプがありますが、基本的には人懐っこく飼い主に忠実です。しかし闘争本能を持ち合わせているため、手荒な扱いを受けたり持ち前のガードドッグとしての鋭い警戒心から時には他者に攻撃的になってしまうこともあります。

幼少期から飼い主以外の人と触れ合う機会をつくり、シャイな性格に育てないようにしましょう。そうすれば本来の人懐っこい性格で誰とでも仲良く出来るようになります。

ドーベルマンのしつけ

ドーベルマンは子供の頃からのしつけが重要です。特に服従訓練はしっかりと行いましょう。欲求を我慢させて、感情を抑えさせることにも慣れさせましょう。

ごはんを欲しそうにしているときは待たせる、ハウスから出たそうにしているときは無視する。といったように希望にそぐわない経験を積んで我慢をさせることで気の長い子に育てましょう。

成犬になると身体も大きくなるためしつけに自信のある方に向いています。あまりしつけに自信が持てない方はしつけをサポートしてくれる人を探しましょう。ドーベルマンは訓練性が非常に高いので警察犬訓練の経験者ような方にサポートしてもらえれば、基本的なしつけだけに止まらずワンランク上のトレーニングも可能です。一緒に競技会に出ることを目標に愛犬と足並みを揃えて頑張るのも楽しいのではないでしょうか。

ドーベルマンのかかりやすい病気

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ドーベルマンに多いのが胃の鼓張症と捻転です。ドーベルマンの様に胸が深い犬種に多くみられる急性の病です。原因は諸説色々とありますが、胃の中で急激にガスが発生し膨れ上がり、耐えきれなくなった胃が捻れてしまう病です。この病は発症したら時間との戦いです。

症状が表れたと思ったら早急に動物病院へ向かいましょう。夜間に発生する事が多いので夜間診療をしてくれる最寄りの病院を普段から探しておくといいでしょう。そうすることで、いざという時に早期に治療を受けることができます。

ドーベルマンについてのまとめ

・ドーベルマンは生粋のガードドッグであり、番犬としてはおすすめです。
・飼い主には従順ですが他者には本能的に警戒心を向けることもあります。そのため小さい頃から社交性を身に付ける訓練をしましょう。
・非常に運動好きなのでドッグランを利用するか、自転車での引き運動がおすすめです。
・小さい頃から服従訓練をしっかり行いましょう。そうすれば成犬になってから人間に対して攻撃的になりません。
・価格は20-40万円

このようにドーベルマンは本来持っている本能的な警戒心を緩和させることが大切です。

そうすることによってドーベルマンは素晴らしい家庭犬となります。あなたのやる気しだいではドーベルマンの訓練性の高さを活かしてワンランク上のトレーニングを重ね、競技会へ出場してみるのもおすすめです。今より更にドーベルマンとの絆が深まるでしょう。


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