保護犬を引き取る前に知っておくべき事とは?

ようこそ

保護犬を引き取る前に知っておくべき事とは?

dogs501

保護犬を迎える前に

保護犬の里親になりたいと思っている人は少なくないと思います。しかし、どうやって出会えるのか?自分に飼えるのか?など、保護犬を里親に迎える前の心構えと施設を選ぶポイントをお話したいと思います。

保護犬を迎える側の心構え

○ 犬種を知ってから受け入れる
○ 保護犬になった背景をよく理解してあげる
○ 保護犬を主役にしない
○ ルールを決め 毅然と!
○ おおらかにケセラセラの精神で

以上のように日本人の特徴で犬を飼う際に見た目だけで決めてしまう安易さがあります。しかし犬猫にかぎらず動物にはその種その種により特異な癖や習性があります。

例えば、ボーダーコリーが動くものに反応し追いかける習性、コーギーが牛の蹄に食らいつくように人間のかかとを攻撃してしまう、ビーグル犬の吠え声は大きいなど、癖や習性に、「蓋をあけてみたら…やっぱり飼えません」と驚き悲しみ、またもや飼育放棄という話も少なくありません。

何事にも準備が必要なように、飼うからには、その犬種の特徴をよく学習してから飼うくらいの気構えでいてください。

また、保護犬の多くが、一度飼い主に飼われていたのに飼育放棄されるなど、虐待されていたり、山で放棄されるなどそれぞれ計り知れないトラウマがあります。その背景をよく理解してあげることも大切です。かといって、過剰に可哀想と必要以上に守るようなこともいけません。

あくまでも自分の家族に迎え入れるという感覚で、決してお客様扱いせず、家族のルールを根気よく教え、たまの失敗にもケセラセラの精神で向き合ってください。

保護犬施設を選ぶ際のポイント

活動家の中には、動物の将来、幸せを考え、日常生活の大半を犬に捧げている信念の強い人が多く、たまにその信念が行き過ぎて人を不快にさせる活動家もなかには残念ながら存在しているようです。

また、保護団体って敷居が高いのでは?など一歩が踏み出せずにいる里親希望者も少なくありません。そこで、あなたにとって最善の保護犬猫探しができるよう団体を選ぶポイントをピックアップしてみました。

団体のチェックポイント

・態度が高圧的でないか
・預かりの環境が清潔であるか
・担当預かりさんの環境が見学できるか
・代表との面談が可能か
・物理的に預かり不可能なほどの無理な数を保護していないか
・引き取り明細が明確にされているか
・寄付金の額が最初から明確になっているか
・寄付に対してのお礼などレスポンスがあるか
・慈善団体であることが隠されていないか
・団体運営の収支報告がオープンになっているか

保護犬に対してのチェックポイント

・トライアル期間を設けているか
・トライアル期間中、里親決定後の契約書があるか
・トライアル期間中に「あれ買えこれ買え」などの強要がないか
・里親決定後もアドバイス等相談できるサポートがあるか  
・保護犬のネガティブ情報も包み隠さず公開しているか
・サイトがみやすいか
・犬を選ぶ権利の尊重をしてくれるか
・柔軟な対応をしてくるか

以上のチェックポイントを確認し、自分に合っているか、惰性で決めてないかなど慎重に決めることをお勧めします。
保護犬に次の終の住処はありません。 あなたが引き取った以上責任を持って終生大切に家族として迎え入れてあげてください。


公式ページに
いいね!しよう

ドッグジャーナルの最新記事をお届けします


PAGE TOP

サイトについて




MENU
HOME