高齢犬に合わせたお散歩方法とは?

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高齢犬に合わせたお散歩方法とは?

2016-02-18

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愛犬とのお散歩も毎日の楽しみの一つです。若い頃はあんなにはしゃいでいた愛犬も高齢となり「行きたくなさそう」「歩くのが辛そうで可哀想…」と思う事はありませんか?

お散歩は筋力の維持にとても大切です。関節などの痛みが無く体調も悪くなければ愛犬のペースに合わせながら出来る限りお散歩に行きましょう。

外の風や匂い、音に触れる事も高齢犬にとってはとてもいい刺激になりますので愛犬の状態に合わせた散歩を取り入れることで、少しでも元気に長く生活することができます。

まだまだ元気に歩ける高齢犬にお薦めの散歩法

今までは普通にアスファルトの上などをお散歩させていたのなら、今後の事を考え芝生や土、砂浜などのクッション性のある地面をお散歩コースに取り入れましょう。

地面が柔らかいので歩く時に足に力が入り筋トレ効果があります。緩やかな坂なども効果的です。たまにコースを変えて愛犬に新しい発見をさせて刺激を与えるのもいいですね。

視力が衰えてしまった高齢犬は見えない中で歩くのは不安です。階段などがある、人がいっぱいで賑やかなどのコースは避けて安全にお散歩させてあげてください。この場合コースは変えずに安心して歩ける環境にしてあげましょう。またリードは短く持ち声をかけながら隣を歩いてあげると愛犬も安心します。

補助があれば歩ける高齢犬の散歩

支えていないと倒れる、一人では上手く歩けなくなってしまった場合は歩行を補助するハーネスがあります。歩行を「補助」するものなので真上にリードを持たず愛犬が歩きやすいように少し進む方向に向けて持ちます。

ゆっくり愛犬のペースに合わせお散歩しましょう。この場合も柔らかい地面を選んだほうが転倒した時にも安心ですし、これ以上筋力を低下させないための運動になります。

歩けない高齢犬には…

自分では歩けなくなってしまった場合は家の中でじっとしているよりは、お庭で日光浴でもいいのです。ペットカートに乗せて出かけ、歩けていた時と同じようなお散歩を感じてもらうのも充分愛犬には刺激がいっぱいです。

大型犬などはカゴ車などを愛犬用に改造している飼い主さんもいらっしゃいます。前足が動くようであれば、犬用の車いすもあります。

これは愛犬のサイズに合わせて特注になるとかなり高価な物です。既製品はサイズが合わないと愛犬に負担がかかりますので、充分見極めて判断してください。車いすでも、また愛犬が走り回る姿が見られたら嬉しいですよね。

同じお散歩でも愛犬の状態に合わせていろいろと工夫すれば、まだまだ一緒に楽しめます。若い頃とは体力もペースも違いますので、こまめに休憩と水分補給をしてください。

決して無理はせずにお散歩を楽しんでください。愛犬は飼い主さんと一緒に居られる事が何より嬉しいのですから。


執筆:miki11


現在、ペットシッター、老犬介護を行っており、愛玩動物救命士 ・動物看護士 ・愛犬飼育管理士 ・ドッグヘルパー・ペットシッター士 ・老犬介護士の資格を保有。チワワを2匹とお客さんの犬と毎日楽しく仕事しています。


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