犬を飼うと認知症を防げる!?

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「犬を飼うことは認知症予防に効果がある。」

こんなことを聞いたこと、ありませんか?

高齢化社会が進む中で、認知症に悩む人は増え続けています。認知症は本人だけでなく、家族にも心配と負担をかけてしまう病気です。「できる限り予防して、いつまでもしゃっきりしていたい!」と色々な予防策に取り組んでいる方も多いのではないでしょうか。

もしあなたが、認知症を防ぐためになにかしたいけれどどうしたらいいか悩んでいるのなら、犬を飼ってみてはいかがでしょうか?犬の飼育には認知症を予防・改善する効果があると言われているんですよ。

なぜ、犬を飼うことが認知症予防につながるのでしょうか?

理由その1:体のエクササイズになる

犬を飼うということは、お世話をするということです。毎日のエサ・散歩・ブラッシングなど犬の世話には意外と手間がかかりますから、必然的に日々の行動が増えます。掃除もマメに行わなくてはなりません。

高齢者にとっては、こうした犬の世話という行動が適度なエクササイズになり、認知症を予防・改善する効果があるといわれています。また散歩は人との社交の場にもなり、高齢者の社会参加を促して孤立を防ぎます。

理由その2:頭のエクササイズになる

朝起きて顔を洗い、着替えて散歩に行って、エサの準備をして掃除して・・・と犬のお世話の段取りを考えることが、脳を活性化させ、認知症の予防になるといわれています。

疲れているときに料理を作ると洗い物だらけになったり熱々の料理を出せなくなったりするのと同じで、段取りを考えてその通りに進めるというのはなかなか頭を使うものです。

理由その3:生活に張り合いがでる

犬を飼うと、「自分が面倒を見てやらないといけない」という責任感や義務感がうまれます。また、犬は飼い主に全幅の信頼を寄せてくれるので、「頼られている」と実感させてくれます。

「自分は必要とされている存在なのだ」という感覚が、生きがいや張り合いにつながりって意欲的・行動的になり、認知症の予防・改善につながるといわれています。

いかがでしたか?

今では犬と一緒に入居できる老人ホームも増えてきており、専門施設でも犬による認知症予防・改善効果が期待されているそうです。

どの程度の効果が期待できるのか、効果的な犬の活用法などはまだ研究途上ですが、犬の飼育による認知症の予防・改善によって、ドイツでは年間7000億円、オーストラリアでは年間3000億円以上の医療費節約効果があるといわれています(Headey,B.,et.,1985)。
犬を飼うことが認知症対策に効果がある証拠といえるのではないでしょうか。

もちろん、犬を飼った以上最後まで面倒をみなくてはならず、万が一のときにお世話を引き継いでくれる人の確保など、考えなくてはならないこともあります。家族の支えも必要でしょう。

しかし、犬は高齢者にたくさんのよい効果をもたらしてくれる存在です。ぜひ犬を飼ってみてください。きっとあなたの認知症の予防に一役かってくれるはずです。


執筆:flower


ペットに関するトラブル予防法務やペットのための信託などを専門に活動。保護施設から譲ってもらった5才になる雑種犬を飼っています。

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