犬を飼うと幸せになれる大学の研究

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犬を飼うと幸せになれる大学の研究

2016-04-27

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「犬を飼いたいけど、家族に反対されている」というあなた。説得のもうひと押しに、すばらしい研究結果が発表されたことを伝えてみてはいかがでしょうか。

なんと、「犬を飼うと幸せになれる」ことが科学的に証明されたのです。

犬を飼うと幸せになれる研究結果

 まず、幸せってなんなのでしょうか?科学的には、「オキシトシンというホルモンが分泌されているとき」と言われています。

このオキシトシンは通称「幸せホルモン」と呼ばれ、母性本能に深くかかわっています。これが分泌されると、私たちは赤ちゃんを抱っこしたときのようなふんわりとあたたかく満たされた気持ちになり、「幸せだなぁ」と感じるのです。

このオキシトシンは、飼い主が犬と見つめ合ったりなでたりするスキンシップによって分泌が促進されることを、麻布大学などの研究チームが証明しました。

どんな実験が行われたのか?

実験には、ラブラドールレトリバーやトイプードルなど一般家庭で飼われているさまざまな種類の犬と飼い主のペア30組が参加しました。

ペアにはそれぞれ30分間の触れ合いタイムを過ごしてもらい、その間の様子を観察したそうです。そして、犬と飼い主が見つめ合う時間が長くスキンシップも多かった8ペアと、短かった22ペアとに分けて、交流の前後で尿に含まれるオキシトシンの量に変化があるかどうかを調べました。

実験の結果は?

実験の結果、犬と飼い主が見つめ合う時間が長くスキンシップも多かった8ペアは、交流後に犬・飼い主ともにオキシトシン濃度が上昇し、特に飼い主のオキシトシン濃度は、見つめる時間が短かった飼い主の約3.5倍になっていたそうです。

つまり、飼い主は愛犬に見つめられるだけで幸せを感じ、犬と見つめ合う時間が短いまたは犬を飼っていない人に比べて、3.5倍も多い幸せを感じることができるのです。

オキシトシンは母と子の間で作用して幸せを生み、親子の絆を強めることはマウスでも明らかになっていました。しかし、人間と犬という異なる種の間で確認されたのはこれが初めてといいます。人間と犬は本当にベストパートナーということですよね。

いかがでしたか?

この研究結果を知れば、ご家族もきっと犬を飼うことに前向きになってくれるはずです。ぜひ犬を飼って、家族みんなで人の3.5倍もの幸せを感じてくださいね。

ちなみに、飼い主がスキンシップをする時間が長いほど、犬のオキシトシン濃度も上がる傾向にあったそうです。

犬も飼い主とのスキンシップで幸せを感じているなんて、愛犬家には嬉しい限りですよね。あなたも犬を飼ったらたくさんスキンシップをして、犬にもたくさん幸せを感じさせてあげましょう。


執筆:flower


ペットに関するトラブル予防法務やペットのための信託などを専門に活動。保護施設から譲ってもらった5才になる雑種犬を飼っています。


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