ペットロスにならないためにはどうしたらいい?

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ペットロスにならないためにはどうしたらいい?

2016-03-26

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あなたは愛犬が亡くなったときのことを考えたことがありますか?

生きている限り、必ず「死」は訪れます。そのときのあなたはきっと深い悲しみに包まれることでしょうが、その時に起きるペットロスとはどのようなものなのでしょうか?

ペットロスとは?

ペットロスとはペットを失ったことによる深い悲しみのことです。そしてそれをきっかけに心身に異常をきたすことをペットロス症候群といいます。

愛犬は大切な家族です。あなたは気づいていないかもしれませんが、愛犬の存在はきっとあなたが思っている以上に大きいものです。何気ない日々の暮らしに笑いや癒しをもたらし、なによりどんなときでもそばにいてくれます。

犬は人よりも速いスピードで老いていきます。いまは子犬でも数年後にはあなたを追い越していくのです。

また不慮の事故や病気で、思っていたより早くにもしくは突然にこの世を去ってしまうかもしれません。
人によっては、近しい人が亡くなったとき以上の深い悲しみを感じます。

ペットロスがもたらす症状とは?

ペットロスの症状としては、このような症状が起こります。

・深い落ち込み
・無気力
・情緒不安定
・不眠
・食事が出来ない
・幻覚、幻聴

愛犬を失い、落ち込むことは当然です。
また、一時的に何らかの症状があってもおかしくはないでしょう。

少しずつ愛犬の死を受け入れ、悲しみが消えなくても日常生活に戻っていけるのならば問題はありません。しかし、長期にわたり症状が回復しない、うつ状態になり自殺願望があるなど、日常生活に支障をきたすようであれば治療の必要がありますが、愛犬との最期の別れ方や状況によって、重い症状となる場合があります。

ペットロスにならないためには?

心の準備をしておく

犬の寿命は人間よりはるかに短く、おおくは飼い主より先に死を迎えるでしょう。あなたよりも先に愛犬が亡くなるものと理解し、心の準備をしておくことはペットロスを最小限にする効果があります。

普段から依存しすぎない

愛犬にべったりで、なにをするにも愛犬が中心の生活はペットロスの症状を重くします。愛情を注ぐことはたいへん素晴らしいことですが、依存のしすぎは禁物です。ほどよい距離感を保ち、愛犬との関係を築いていきましょう。

自分の気持ちを隠さない

愛犬が亡くなったとき、あなたの心にある気持ちを家族や友人に隠さず話しましょう。一人で抱え込むと、知らず知らずのうちに症状が悪化していきます。あなたの気持ちをわかってくれる誰かに吐き出すことで、気持ちの整理もつきやすくなります。

ペットロスについて知っておく

ペットロスについて正しい知識を持っておくことで、この気持ちは当然なのだと、自分の思いや自分に起こる様々な症状を受け入れやすくなります。

愛犬の死を普段から意識するのはおかしいと思うかもしれません。しかし、飼い主として愛犬の最期のことを考えておくことは大切であり自然なことです。いつかは迎えるかわいい愛犬の最期をしっかりと見送るためにも、ペットロスを理解し、心の準備をしておきましょう。


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執筆:amou


犬との暮らしから、ドッグトレーニングを学び、犬の魅力にもどっぷりとハマっています。初級レベルのトレーナーライセンスを取得。トイプードル、ラブラドールと暮らしています。


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