夜鳴きする愛犬にしてあげられる事とは?

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夜鳴きする愛犬にしてあげられる事とは?

2016-02-06

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今までは夜になるとスヤスヤ眠っていた愛犬も、高齢になり夜眠らず夜鳴きをするようになる事があります。「もう年だから…」「認知症かも…」と諦める前にできる限りの事をしてあげませんか?

どこか痛いのかもしれない。視力が衰えて見えにくく不安なのかもしれない。体内時計のズレかも…と夜鳴きの原因はさまざまです。一つひとつ消去法で原因を探してあげましょう。

考えられる原因と対処法を一部ご紹介します。

どこか痛む

関節や腰などどこか痛くて鳴いている場合もあります。痛みは獣医さんに診てもらい適切に処置してもらうしかありません。診察してもらい、体の不調がなかった時には「どこか痛いのかもしれない」という要素は無くなるので飼い主さんの不安要素も軽減されるはずです。

トイレの催促

高齢になるとトイレの回数が増えたりしますので外でのみトイレの習慣がついていると、トイレに行きたいと催促している場合があります。早めに切り替えて家の中でも排泄していいんだよと言う事を覚えさせてあげましょう。

視力が衰え不安になっている

愛犬はずっと飼い主を見て過ごしてきました。視力が衰え夜になりだんだん見えなくなってくると不安になります。スキンシップをとりながら声をかけてあげたり、飼い主の匂いがするもの(タオルや洋服など)をそばに置いてあげて、「独りじゃないんだよ。近くにいるよ」と気づかせてあげましょう。

寝返りを打ちたいけど筋力が衰え寝返りできない

ずっと同じ姿勢でいると血流が悪くなり、床ずれができたりします。体勢をかえてあげたり体圧分散マットなど体に負担がかからないような寝床にしてあげましょう。

昼夜逆転している

老犬は無気力・無関心になり日中寝ている事が多くなります。
夜になって家の電気が点くと【明るくなった!】と認識し犬の朝がスタートする場合があります。蛍光灯の光が擬似太陽になると言われています。昼夜逆転してしまった場合は、朝に陽の光を浴びさせて風を感じさせたり、話かけたり刺激を与え愛犬が退屈して寝てしまわないようにします。夜になったら少し暗いところに居場所を作ってあげたり、少しでも傍に居たい目の届く範囲に居てほしい時は蛍光灯を暖色系にしてあげると体内時計が狂いにくいと言われています。

睡眠導入剤

あまりに夜鳴きがひどく改善されず、飼い主さんも愛犬も眠れずどうしようもないときは獣医さんに相談して睡眠導入を処方してもらう事もあります。飼い主さんが体調を崩してしまっては元も子もないないですからね。ただこれは副作用がある場合があるのでしっかり相談してください。

夜鳴き一つでも改善できるかもしれない可能性は沢山あります。
愛犬の夜鳴きの改善は飼い主さんの睡眠にもつながります。初めから【高齢】と諦めたり【認知症】と決めつけずに、愛犬が快適に眠れるように考えてみてはいかがでしょうか。


執筆:miki11


現在、ペットシッター、老犬介護を行っており、愛玩動物救命士 ・動物看護士 ・愛犬飼育管理士 ・ドッグヘルパー・ペットシッター士 ・老犬介護士の資格を保有。
チワワを2匹とお客さんの犬と毎日楽しく仕事しています。


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