ジャーマンシェパードドッグを飼う前に知っておきたい、性格や飼い方のポイント

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あなたは、ジャーマンシェパードドッグと聞いて、真っ先に思い浮かべるのはどんな姿ですか?

おそらく、人間の傍らで仕事に励むジャーマンシェパードドッグを連想するのではないでしょうか?

賢くて働き者のジャーマンシェパードドッグを飼ってみたいけど、どんな犬なの?飼い方は?と気になることが多いですよね。
そこで、ここではジャーマンシェパードドッグの飼い方や性格について詳しくまとめてみました。

予備知識を持たずに飼ってから「こんなはずじゃなかった。」となってしまわないために、是非参考にしてください。

これさえ読めば、あなたもジャーマンシェパードドッグとの生活を具体的にイメージできます。

ジャーマンシェパードドッグの歴史

ジャーマンシェパードドッグは、数ある犬種の中では近代的な犬種です。
しかし、歴史は短くとも人間との関わりは非常に深く、最も利用範囲の広い犬種と言われています。

様々な作業に従事してきたジャーマンシェパードドッグは警察犬や軍用犬、盲導犬のように、いかなる分野でも才覚を表してきました。

その歴史を遡ると、はじめに牧羊犬として使役していたジャーマンシェパードドッグですが、20世紀に入ると牧羊犬の需要は急激に落ち込みます。

そこで、ジャーマンシェパードドッグの訓練性の高さを、警察犬の分野で活かす試みが始まったのです。
そこから更に、軍用犬として戦地の兵士たちと行動を共にしました。

当時から忠実で賢いジャーマンシェパードドッグは、戦地で疲弊した兵士たちの心を癒やしたと言われています。
そして、最終的には優秀な盲導犬としても認められるようになったのです。

このように、ジャーマンシェパードドッグの歴史は、人と共にあり、他よりも群を抜いて賢い犬種と言えるでしょう。

ロングヘアーのジャーマンシェパードドッグ

短毛のイメージが強いジャーマンシェパードドッグですが、たまに長毛の子犬が生まれることがあります。
なぜならば、両親が見た目は短毛であっても、遺伝子上は長毛の因子を持っていることで子犬にその因子が影響するためです。

他の犬種でも長毛の両親から短毛の子犬が生まれたり、短毛の両親から長毛の子犬が生まれることはあります。
しかし、ジャーマンシェパードドッグは長い歴史の中でロングヘアーは好ましくないとされ、ドッグショーでは日の目を見ずにペットタイプとして一般家庭で愛玩犬として生涯を終えてきました。

歴史が大きく変わったのは2010年、この年に長い歴史の中で認められることがなかったロングヘアーのジャーマンシェパードドッグの地位が大きく変わります。

従来の短毛のジャーマンシェパードドッグとは別の犬種として新たなスタンダード(犬種標準)が作られたのです。翌2011年にはFCIがこのスタンダードを認め、ついに一つの犬種として独立することになりました。

ジャーマンシェパードドッグの基本情報

気高く知的で力強い印象を与えます。首は筋肉質でたくましく、体中力がみなぎっています。
・体高 61cm~66cm
・体重 30kg~41kg

ジャーマンシェパードドッグの価格

15万円~30万円

ジャーマンシェパードドッグの性格

ジャーマンシェパードドッグは飼い主に対して従順で、常に飼い主の側に居ることを好みます。

穏やかに飼い主を観察し、側に行くタイミングを伺うような様子を見せることもあります。
基本的には穏やかで、家庭犬としての素質は十分にあります。

しかし、繊細な一面も持ち合わせているため、外飼いで飼い主と離れて育つと神経質になってしまうことがあります。出来れば室内飼いで、安心して暮らせる環境をつくってあげましょう。

ジャーマンシェパードドッグの飼い方

活力のある犬種なので、毎日の散歩は欠かさず行いましょう。

1回40分を1日2回が目安ですが、散歩後の様子を見て物足りないようであれば調整していきましょう。
ドッグランを利用して走らせることもおすすめです。

被毛の手入れは比較的楽ですが、換毛期には定期的なブラッシングを心がけてください。

ジャーマンシェパードドッグのしつけ


大変物覚えが良いので教えたことは忠実に実行します。

しかし、しつけに一貫性がなければ戸惑ってしまうため、飼い主は一貫した態度を心がけましょう。

賢さゆえに飼い主が下手に出てしまうと、瞬時に上下関係が逆転してしまうので、普段から上下関係は意識して接するようにしましょう。
ジャーマンシェパードドッグはしつけに自信のある方に向いています。

ジャーマンシェパードドッグと股関節形成不全

ショータイプのジャーマンシェパードドッグは後ろ下がりな背線が特徴的ですが、この部分を追求し過ぎた結果、多くのジャーマンシェパードドッグが股関節形成不全を抱えることになってしまいました。

2015年、海外の権威あるドッグショーで、一頭のジャーマンシェパードドッグが物議を醸します。

健全性をかいた歩様のジャーマンシェパードドッグを、一人のジャッジが高評価し勝ち上がったため、多くの議論を巻き起こしたのです。
ジャーマンシェパードドッグの専門家だけでなく、多様な犬種の専門家が異議を唱え、現地ではニュース番組で報道された結果、一般の愛犬家たちも巻き込んで健全性と犬種標準(スタンダード)について考えさせられる結果となりました。

現在警察犬のように機動性を求められるジャーマンシェパードドッグは、背線が水平に近く、股関節も健全な個体が用いられています。
ジャーマンシェパードドッグのショータイプと訓練タイプには、このような背景による違いがあるのです。

また、胸が深く胃拡張・胃捻転を発症しやすいため、平均寿命は13年前後となっています。

ジャーマンシェパードドッグについてのまとめ

・ジャーマンシェパードドッグは並外れた訓練性を活かし、最も広い分野で人間に従事している
・体高 61cm~66cm
・体重 30kg~41kg
・価格は15万円~30万円
・家庭犬としても優秀で、素晴らしい家族の一員になることが出来る
・しつけは普段から上下関係を教え込む
・先天的に股関節形成不全を抱える個体が多いので健全な繁殖をしているブリーダーから譲り受ける

ジャーマンシェパードドッグは、非常に賢く従順なので、きっと理想的なパートナーとなってくれます。

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